本日もコッカー日和_2

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声の色

 若い女性の悲鳴とも奇声とも言えるあの甲高い声を「黄色い声」と言うが、声を色で表すこの表現は何時頃からあるのだろうと長い間の謎であった。

 ところが、ある日「東海道中膝栗毛」の中に「黄色い声」という文字を見つけた。
 作中では宿場で呼び込みをする娘の声を「黄色い声」と表している。使い方も意味も現在とまったく同じで驚いた。
 この本が発刊されたのが1802年という事だからおよそ二百年前の人にも「黄色」に見えていたのである。

 他の色ではどうだろう。
 「赤い声」ではゴジラや閻魔様になってしまうし、「青い声」や「緑の声」では爽やかだ。「紫の声」では重厚で有り難い感じ、「白い声」ではすーっと通り過ぎてしまう。やはり「黄色い声」がしっくりするから不思議だ。
 もしかしたら、目では見ることが出来ないが声には「色」が在って、若い女性のあの甲高い声は本当に「黄色」なのかもしれない、

 そんな空想をしながら、長い間抱えていた謎の答えに少し近づいた気がした、ある日の午後だった。
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